小規模事業者持続化補助金とは?対象経費と採択率の推移【2026年最新】
チラシやホームページ、店舗改装など、販路開拓の費用の2/3を補助する制度です。個人事業主の利用が多い一方、直近の採択率は47%で、申請者の半数以上が不採択になっています。
制度の概要
| 対象 | 小規模事業者(商業・サービス業は従業員5人以下、宿泊・娯楽業と製造業その他は20人以下)。法人・個人事業主のどちらも可 |
|---|---|
| 補助上限額 | 50万円(一般型・通常枠)。インボイス特例・賃金引上げ特例で上乗せあり |
| 補助率 | 2/3 |
| 次回の公募 | 第20回 申請受付 2026年11月5日〜12月15日 |
| 申請前の手続き | 地域の商工会・商工会議所から「事業支援計画書」の発行を受ける。電子申請にはGビズIDプライムが必要 |
対象になる経費
- チラシ・パンフレット・広告
- ホームページ制作
- 店舗の改装(外注)
- 展示会・商談会の出展
- 機械装置
- 新商品の開発
- 販路開拓のための旅費
- 委託・外注費
注意 ホームページ関連費は補助金額の1/4まで。パソコンや車など汎用性の高いものは原則対象外です。
採択率の推移
第1回に90.8%だった採択率は下がり続け、第16回では37.2%まで落ちました。第17回以降は47〜51%で推移しています。
第17回は申請が23,365件と過去最多になり、競争は激しくなっています。いまは「出せば通る」補助金ではありません。
持続化補助金(一般型・通常枠)の採択率
第1〜19回数値を表で見る
| 公募回 | 申請件数 | 採択件数 | 採択率 |
|---|---|---|---|
| 第19回 | 16,576 | 7,819 | 47.2% |
| 第18回 | 17,318 | 8,229 | 47.5% |
| 第17回 | 23,365 | 11,928 | 51.1% |
| 第16回 | 7,371 | 2,741 | 37.2% |
| 第15回 | 13,336 | 5,580 | 41.8% |
| 第14回 | 13,597 | 8,497 | 62.5% |
| 第13回 | 15,308 | 8,729 | 57.0% |
| 第12回 | 13,373 | 7,438 | 55.6% |
| 第11回 | 11,030 | 6,498 | 58.9% |
| 第10回 | 9,844 | 6,248 | 63.4% |
| 第9回 | 11,467 | 7,344 | 64.0% |
| 第8回 | 11,279 | 7,098 | 62.9% |
| 第7回 | 9,339 | 6,517 | 69.8% |
| 第6回 | 9,914 | 6,846 | 69.0% |
| 第5回 | 12,738 | 6,869 | 53.9% |
| 第4回 | 16,126 | 7,128 | 44.2% |
| 第3回 | 13,642 | 7,040 | 51.6% |
| 第2回 | 19,154 | 12,478 | 65.1% |
| 第1回 | 8,044 | 7,308 | 90.8% |
採択されるためのポイント
- 自社の強みと顧客のニーズを分析する審査では、補助事業が自社の強みを生かし、顧客のニーズに合っているかが見られます。
- 「何を・いくらで・いつ」と、売上の見込みを数字で示す取り組みの内容と費用、実施時期、売上や利益がどう伸びるかを具体的に書きます。
- 加点項目を確認する賃上げや事業継続力強化計画の認定などは加点の対象です。取れる加点は事前に準備します。
- 事業支援計画書の依頼は早めに商工会・商工会議所での確認には時間がかかります。締切の直前では間に合わないことがあります。
専門家に相談するメリット
- 審査項目に沿って、計画書の構成と数字の根拠を整えられる
- 対象外の経費や、交付決定前の発注などのミスを防げる
- 採択後の実績報告と証拠書類の準備までサポートを受けられる
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
できます。従業員数が基準以下の小規模事業者であれば、法人・個人事業主を問わず申請できます。
ホームページの制作費だけで申請できますか?
できません。ウェブサイト関連費だけでの申請は認められておらず、補助金額の1/4が上限です。チラシや店舗改装など、ほかの販路開拓の取り組みと組み合わせて計画します。
補助金はいつ入金されますか?
事業を実施して支払いを終え、実績報告の審査を受けた後に入金されます。それまでは自己資金などで立て替える必要があります。
採択されなかった場合、次の回に再申請できますか?
できます。不採択の理由を踏まえて計画書を見直すことで、次の回の採択につながりやすくなります。
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