デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)とは?対象経費と採択率
会計ソフトや予約システム、AIツールなど、業務のデジタル化に必要なITツールの導入費用を補助します。旧IT導入補助金で、通常枠の採択率は2025年度に37.7%まで下がりました。
制度の概要
| 名称 | デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金) |
|---|---|
| 対象 | 中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む) |
| 申請方法 | 登録されたIT導入支援事業者と共同で申請する |
| 補助上限額・補助率 | 申請枠によって異なる |
| これまでの主な要件 | GビズIDプライムの取得、SECURITY ACTIONの宣言など |
対象になる経費
- ソフトウェア購入費
- クラウド利用料(最大2年分)
- 導入コンサル・設定・操作研修
- 保守サポート
- PC・タブレット・レジ(インボイス対応の枠)
注意 登録されていないツールや、自社で開発するシステムは対象外です。
採択率の推移
通常枠の採択率は、2024年度の65.8%から2025年度は37.7%へと大きく下がりました。2023年後期の締切回では75〜77%で推移していたため、急に厳しくなっています。
同じ2025年度でも、インボイス枠は46.2%でした。申請する枠によって難しさが異なります。
IT導入補助金 通常枠の採択率
2024〜2025年度数値を表で見る
| 公募回 | 申請件数 | 採択件数 | 採択率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 23,672 | 8,936 | 37.7% |
| 2024年度 | 25,140 | 16,540 | 65.8% |
採択されるためのポイント
- 業務の課題とツールの対応を具体的に書くどの業務のどんな課題を、ツールのどの機能で解決するのかを結びつけます。
- 生産性の向上を数字で示す作業時間の削減や売上の増加など、導入後の効果を計画に落とし込みます。
- 支援事業者を慎重に選ぶ申請は支援事業者と共同で行います。実績や対応の丁寧さを比べて選びます。
- 不正な勧誘に乗らないキャッシュバックなどをうたう勧誘は不正です。返還や加算金の対象になります。
専門家に相談するメリット
- ツールを販売する支援事業者とは別の、中立な立場からアドバイスを受けられる
- デジタル化・AI導入補助金と、ほかの補助金のどちらが合うかを比べられる
- 計画書の効果の書き方を、審査の視点で見直せる
よくある質問
IT導入補助金はなくなったのですか?
なくなっていません。令和7年度補正予算の事業から「デジタル化・AI導入補助金2026」に名称が変わりました。
好きなソフトを自由に選べますか?
選べません。事務局に登録されたITツールを、登録されたIT導入支援事業者から導入する必要があります。
「実質無料」「キャッシュバック」をうたう業者は大丈夫ですか?
注意が必要です。補助金の自己負担分を還元するような行為は不正にあたり、補助金の返還を求められることがあります。
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